鰹節は 原料のホンガツオ(マガツオ)を燻しながら乾燥させたもので 水分は生の状態の五分の1以下になっています
その為 生の時に比べて栄養成分・旨み共に 凝縮されています
鰹節は原料魚の状態や製造方法などで成分構成が違い 個体差の大きい食品といわれますが 「食品成分表」では水分は15.2%です
最も多く含む栄養成分であるたんぱく質は77.1%で エネルギーは100g当り356Kcalにもなります
これに対し 生のホンガツオ「初ガツオ」は 水分72.2%・たんぱく質25.8%になり エネルギーは100g当り114Kcalになります
この数字を比較してみれば 鰹節の栄養成分が いかに凝縮されたものであるかが分ります