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製麺機はいつ開発されたのか?

 

製麺機が最初に開発されたのは 明治16年真崎照郷氏が考案したもので 小麦粉をこねたものをロールの間に通過させ薄く延ばしたものを細かく糸状に切断して麺にするという仕組みです

現在も基本は当時の仕組みと変わっていません

 

しかし当時の製麺機はハズミ車を利用する手回し式で取扱にはかなり重労働を要したので普及に時間がかかり 一般化し始めるのは大正時代に入ってからの事でした

多くの店では職人による手打ちの方が安上がりだったという事情もありました

製麺機が全国的に普及するようになるのは 昭和に入りモーターが取り付けられてからの事です

 

一方混合機(ミキサー)も明治35年にすでに発明されていましたが本格的に普及し始めたのは戦後になります

当時は衛生上粉を手でもむ事は良くないとされていて 混合機の設備がないと営業許可が下りにくかった為 麺業者は競って混合機を買うことになり 結果的に全国に普及するという経緯をたどっています