信州そばは 長野県信州そば協同組合の登録商標です
そば粉を40%以上配合した良質の干しそばを指します
一般的には 長野県で作られるそばの総称であると考えられています
そばの栽培は高冷地の地味と気候に適しているので 信州では各地で良質のそばが収穫され信州の風土を代表する食べ物になり 信州そばの名も広く知られるようになっていきました
そば打ちの特徴としては そば粉だけで打つ生粉打ちが基本で 地域によってはヤマゴボウの葉脈を入れたり小麦粉を用いる事もあります
また湯ごねの手法が一般的で 女性がそば打ちの担い手であったことから 女性の力でも打てる合理的な手法が生み出されたといえます
一般に菜切り包丁をやや大きくしたような包丁が用いられ こま板を使わないなども 信州のそば打ちの原型が農家の女性の仕事であった事を伝えています