そばの製粉方法は 大まかに分けて ロール製粉と石臼製粉があり 特徴は下記の通りです
面で挽き しっとりとした感じの粉質
石で作られる 上臼と下臼のすり合わせにより そばを製粉する方法
石は主に蟻巣石(安山岩の一種)を使用し 1分間に18回転程度の低速回転で石臼の面と面でゆっくりと挽き潰す為 熱が発生しにくく そばの香りや水分が飛び難いといわれる
その為 石臼挽きは生産能力が極めて低く ロール製粉と比べ高価格になりがちである
点で挽きサラッとした感じの粉質
金属製の2本の細かい溝を切ったロールを高速回転させ(毎分250~300回転) その間にそばの実を通し挽砕する方法
ロール製粉では点で挽く為 一度にそばの実が粉にならない
1番目のロールで粉にならなかった部分が 次のロールにかけられ篩いで選別され残った部分がさらに 次のロールにかけられるといったように何度も同じ原料を挽く為 石臼製粉に比べ香りや水分が飛びやすいといわれる