東京都麺業連合協同組合主催の東日本大震災災害支援活動に参加致しました
2011年4月20日~21日
4月20日
関連会社の我々は東京都麺業連合協同組合主催の東日本大震災災害支援活動のサポートのため4時半に東京を出発し宮城県亘理町へ向かいました
(各車には災害派遣の横断幕を車に貼り現地に向かいました)
宮城県亘理町の被災地へ
今回支援活動をした亘理町は常磐道が防波堤の役目を果たしそれを境に町並みは一変し川や海に近い荒浜周辺一帯は大津波の影響で震災後一月以上経つ今なお家・船・車の瓦礫の山です
被災地は現在も一般車両通行止めで自衛隊や警察・消防等の懸命な撤去作業など行われておりますがまだまだ相当の時間がかかりそうです
被災地の状況を現認し11時30分頃支援活動本部となる亘理中学校へ到着
まずテント5張りの設営から
今回は製麺機からそば釜までお蕎麦屋さんの道具を全て持参しての炊き出しです。
製麺機二台そば釜四台を搬入・設置し電気・水・ブロパンガスを繋いでいよいよ調理開始です
今回の炊き出しでは災害支援用の六割そば粉で自家製麺をしました
4月20日
夕食として「肉そば」を約1,200食亘理小学校・亘理中学校・亘理高校の3か所の避難所へ提供しました
自らも津波で浸水して被災した東松島のお蕎麦屋さんが御夫婦で駆けつけてくれました
4月21日
6時に宿泊先を出発し前日と同様に自家製麺とつゆ取りけんちんの調理に入りました
予備の油揚げを利用して「そばいなり」も提供しました
9時からの朝食として「けんちんそば」を亘理中学校・吉田小学校・逢隈小学校の3か所の避難所へ約900食提供しました
2日間のおそばの炊き出しを終えてそば道具・テント等の搬出・積込みを行い帰路につくため車に分乗したところ亘理中学校で避難生活を送っている皆様が体育館から出てこられて「おいしいおそばを有難う」と感謝の言葉を頂き昼過ぎに亘理町を離れました