投稿者:北東製粉株式会社
8月27日
東京→旭川→北ひびき農協→和寒→剣淵
旭川空港到着北海道も雨で気温は15.9℃です
和寒町
北ひびき農協・和寒支所へ伺い北ひびき農協の農産課長・和寒支所の支所長・販売課長と意見交換
北ひびき農協管内では農家の高齢化もあり剣淵中心に前年比120町歩程そばの栽培面積が増えたそうです。
毎年種子は更新し純粋なキタワセ種を栽培しており収穫後の調整も半乾燥・本乾燥の2段階調整をしっかり行っています
また調整後の玄そばの保管も春先から温度12℃・湿度78%の倉庫でしっかりと行われているため翌年の夏場でも水分・色を保持しています
今年は天候に恵まれ(今日は大雨ですが・・・)そばも含めて農作物全般生育状況が良く今後収穫時に台風などの被害が無ければ平年よりやや良い量と質の良いそばが収穫されるだろうとのことです
意見交換後の食事
和寒町の手打ちそば処で天ざるをいただきました
この量で980円!!お客さんが並ぶのもわかります
和寒の畑作地
6月上旬に播種し結実し始めています
9月10日頃が収穫時のようです
和寒の丘陵地帯
6月下旬に播種した地域でちょうど花が満開でした
和寒の一番広い畑
一枚の畑で15町歩ほどあるそうです
そばの実が付き始め来週には収穫できそうです
北ひびき農協の乾燥・調整施設
ちょうど収穫されたそばを一次乾燥(半乾燥)していました
半乾燥して約1週間後に本乾燥をしそば製粉に適した15.5%の水分に調整してゆきます
北ひびき農協の低温倉庫
春先から夏場は12℃・78%の温度・湿度で保管しているので安心してそばを製粉することが出来ます
そばを収穫するコンバイン
今日は大雨のためお休みです
剣淵の牧草跡地のそば畑
牧草跡地のそば畑で茎も太くそばの実も大きく付きが良い
8月28日
音威子府
音威子府(契約農家の方々と意見交換)→音威子府(そば畑)
→中頓別→秩父別周辺→小樽
(本日の走行距離は722㌔でした)
昔は小麦やビートの生産が多かったがコンタミの問題から小麦をやめる農家も多くそばの栽培を中心に行う農家が増えている地域 去年の夏は旱魃でこの時期生育状況が悪かったが今年は平年並みの天候で生育状況はまずまず良好のようです 9月中旬の収穫時期までに台風等の被害が無ければ平年より良い収穫が望まれそうです
契約農家の方々と意見交換
弊社の契約農家の黒岩さん・江川さん・玉田さん・佐藤さん・加藤さんと意見交換
今年も良い原料をお願いします
黒岩さんの畑
玉田さんの畑
天塩川温泉近くの玉田さんの畑は毎年安定した収穫量があるそうです
加藤さんの乾燥・調整施設
今年新たに設備した加藤さんの乾燥調整施設。
収穫後の本格稼動が楽しみです
中頓別
中頓別のそば畑①
今年堆肥を6Kg、種子を7Kg/反当り播いたそば畑
播種量が多いせいか若干粒が小さいが茎は太く実の付き具合は非常に良いようです
堆肥
来年使用するために寝かしてあります
中頓別のそば畑②
実の付きが非常に良く3俵(反当り)は収穫出来そうな良い畑です
中頓別のそば畑③
13町歩ある一面のそば畑
牧草地の跡にそばを播いた丘陵地。
6月下旬に播種しそばの花が満開でした
かなり良いそばが収穫されそうです
中頓別はこんな場所です
8月29日
蘭越
小樽→蘭越→黒松内→美瑛→旭川→東京
昨年より弊社で取り組んでいる生産地です
ニセコ連峰の山岳に囲まれた盆地に位置し土壌は水はけの良い赤粘土質で牧草地や小豆の後にそばを栽培している地域です
昨年は夏場の異常なほどの旱魃の為あまり出来は良くなかったが今年の天候はまずまず良好で良い原料が期待できそうです
また乾燥・調整については常温の通風乾燥のみで50時間掛けてゆっくりと丁寧に調整していただいています
蘭越のそば畑①
もうそろそろ収穫しても良さそうです
やはり昨年より実の付きは良さそうです
契約農家と意見交換
乾燥調整施設で契約農家と意見交換
去年の原料について報告し今年の調整方法についてお願いをしてきました
蘭越のそば畑②
蘭越のそば畑③
丘陵牧草地のそば畑で(左側がそば畑右側が牧草地)
4~5年ごとにそば畑と牧草地をローテーションして地力を維持し連作障害を防いでいるそうです
美瑛
パッチワークの丘やラベンダーで有名な美瑛のそば畑です
もともとアスパラ・メロン・ジャガイモなどを特産品として栽培している地域ですが農家の高齢化やここもとの肥料代や燃料代の高騰により本格的にそばの栽培を考えている地域です
美瑛のそば畑