投稿者:北東製粉株式会社
9月15日(木)
新得町農協
新得町農協・課長と昨年のそばの品質・今年の作付及び生育状況等の意見交換を行う
新得町では350町歩の作付を行い主にレラノカオリを栽培している一方 南富良野では 豆やイモの作付が増えた為 90町歩の作付に減少した南富良野には そば専用の乾燥調整施設があり コンタミの問題がなく収穫後のそばの受け入れ体制が強化され 安定した品質に寄与している
当地域は 春先の播種時期に曇天小雨が続いた為 播種にばらつきがあった
その為 生育にもばらつきが生じ 刈取りも一気に行えず畑ごとに分散している開花期も曇天降雨の日が続いたが 8月下旬より晴天に恵まれ 結果として結実は平年並みにまで回復した
9月15日(木)
南富良野
落合地区 菊池農場
播種時期の日照不足により 若干茎が細いものの 8月下旬以降の好天により しっかりと実をつけ 平年並みの収穫が期待できます
9月15日(木)
美瑛 太田農場
有機肥料に鶏糞を使用し例年美味良好なそばを栽培しています
今年は5月22日から播種を開始したが この時期雨模様が続いた為 播種期間が例年より長くかかった様です
播種時期が早かった畑は 生育期間が長く取れた為 収穫量は比較的多かった様です
一方 水はけの悪い畑や播種の遅かった畑は あまり収穫量が望めない様です
ほとんどの畑は 刈取りが終わり 乾燥調整を行い出荷準備に追われています
9月15日(木)
美瑛 甲野農場
5軒の農家で今年は55町歩の そばを栽培しています
開花期・結実期初期は 天候に恵まれなかったが 排水対策のしっかりした畑や追肥の効果があった畑は 収穫量が多く 全体でも昨年の収穫量を上回った様です
収穫・乾燥調整を終えて検査・出荷待ちです
9月16日(金)
北ひびき農協管内
(和寒・剣淵・士別)
6月初旬から開始し約1ヶ月かけて播種を終えた
播種から生育期間初期は 曇天・降雨の日が続き雑草の多い畑が散見された その後8月上旬の大雨の影響で倒伏したそばも有ったが 以降晴天が続いた為 結実が促進し8月下旬から刈取りを始めることができ 9月16日時点で7割近く収穫を終えています
台風14号による影響は ほとんど無いようです
また この北ひびき農協にはそば専用の増設した乾燥調整施設があり 収穫を終えた玄そばを滞り無く受け入れる体制が整備されています
9月16日(金)
剣淵 川西地区
約10町歩のそば畑
8月上旬の大雨以降は晴天が続き 8月下旬には収穫を開始し 反当たりの収穫量は平均して1・5俵程度あり 昨年よりは良い様です(昨年は 反当たりの収穫 約1俵)
9月16日(金)
剣淵
7月の成長期の日照不足の影響か?
日中の気温が平年より低かったから 結実した実がやや小ぶりの様です
9月16日(金)
土別
茎丈は丁度良い高さまで生育しているが 開花期の天気が悪かった影響か 結実した実は例年よりやや小粒の様です
9月16日(金)
音威子府
北海道内でも有数の高品質なそばを栽培している 一大生産地です
若い後継者も多く 今後も益々良質なそばの生産地として期待されます
9月16日(金)
音威子府
6月初旬から7月上旬まで播種を行い 台風11号の影響を考慮し 9月上旬から収穫を開始した
今年は播種・生育期に曇天降雨が続き 雑草の多い畑も見受けられます
また 8月上旬の大雨と台風11号の風の影響で倒伏した畑も散見されます
9月16日(金)
音威子府
6月初旬に播種した畑は 播種から生育期にかけての日照不足の影響か 例年より茎丈が短い様子が伺えます
9月16日(金)
音威子府
収穫する際 朝晩の露や雨でそばが濡れていると コンバインが詰まったり 葉や茎にそばの実が付着して排出してしまったりする為 雨の日や朝晩の露が残る時間帯は刈取り出来ません
今朝の雨で そばが乾くまで待機している大型コンバイン
9月17日(土)
幌加内
JAきたそらち幌加内支所にて 今年の作柄や今後のそば業界について意見交換する
幌加内は 南北70㎞あり栽培面積3300町歩の日本一のそば生産地です
また 乾燥調整及び保管設備も日本一で収穫最盛期でフル稼動していました
幌加内では播種から生育期は曇天小雨が続いたが 8月中旬以降晴天が続き 例年より収穫がスムーズに行われ9月17日時点で7割近く収穫を終えてます
反当たりの収穫量も去年より改善され1・7俵程度とのことです
9月17日(土)
東神楽
旭川空港に近い東神楽管内は 約400町歩のそばを栽培しています
主に水田からの転作栽培が多い地域です
排水対策のしっかりした畑は 収穫量が安定しているが 対策が取れていない畑は水ヤケ・根腐れ等あった様です
8月中旬からの好天で収穫は 畑のほとんど終えています
(写真は 排水対策をした畑で結実もまずまずです)