福島県では 奨励品種の認定制度がなく 多くは会津地域全域で在来種が盛んに栽培されている
地形的に他と隔離されたそば畑が多く点在していることから 長年にわたって他の品種と交雑せずに 自家採種による栽培がされている様です
全般に収量・品質とも安定が高く 粒の大きさは 信濃1号 並~やや小さく 粒色は暗褐色~茶褐色です
特性が固定している
他に品種よりも粒揃いがやや劣るため 外観品質の評価がやや下がります
粒揃いが悪いため製粉歩留まりが劣る傾向にあるが 食感・食味での総合評価は高い
会津在来種の品質は 県内外の消費者から高い評価を得ており 会津地域ではそばを核とした地域振興・産業振興を 積極的に行っています