そば切り包丁として最も典型的なものは 江戸時代から今日まで続いている江戸流の包丁で 最も洗練された形といわれています
刃が柄の部分の真下まで伸びている形で 刃の先端は上下ともほぼ直角です
また刃が 片刃なのも特徴です
幅11㎝ 長さ33㎝ 重さ1kgが標準サイズです
正式なうどん切り包丁というものは ありません
うどん店は 普通そば切り包丁の柄を長くしたような形のものを使い それを「うどん包丁」と呼んでいる事が多いです
そば切り包丁が片刃であるのに対し うどんは両刃になっています
重さは通常うどん切り包丁の方が やや軽めの傾向です
また一般に そば打ちではこま板を当てて切るのに対して うどんの場合は一般に手ごま(中指の第一間接が包丁の側面に接するように)で切る事を そばとうどんの大きな違いです
(江戸流では うどんを切る場合でも こま板を使います)