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うどんは 茹で上げ後三十分たつと まずくなると言われています
いわゆる 茹で伸び といわれる現象です
茹で上げ直後のうどんは 表面の水分含量が80%以上なのに対して 中心部は40%と水分匂配があり 澱粉は加熱されて糊化(α化)しています
ところが時間がたつにつれて 水分分布が平均化し 同時にαでんぷんは老化(β化)していきます
これが 茹で伸びでうどん特有のモチモチした粘弾性は失われ 歯ごたえのないボソついたうどんになってしまいます
つまり うどんのおいしさの条件は 茹で上げ直後の水分勾配と でんぷんのα化状態にある事で 釜揚げがもっともおいしいと言われているのはこの為です